スケーリング型オリアナのビルドと立ち回り

オリアナ	エメラルド	ミッドレーン
アークエンジェルスタッフ	ロッド・オブ・エイジス	ラバドン・デスキャップ	ヴォイドスタッフ	アイオニアブーツ	クイックシルバーエンチャント	ハーモニックエコー

オリアナのスケーリングビルドです。結構普通のビルドで、似たようなビルドをよく見ますが、細かい点を解説していこうと思います。

アークエンジェルスタッフとロッドオブエイジスという終盤強いアイテムを２つ購入するビルドで、終盤の火力はえげつないことになります。

序盤は強くないので、デスしないようにすることが重要です。序盤五分五分で凌ぐことができれば、終盤は高いダメージで相手を吹き飛ばすことが出来るはずです。

始めに購入するアイテム

基本的にマナが足りないのでサファイアクリスタルを購入します。火力は出ませんがスキルをガンガン使えばレーンを押すことも出来ます。ミニオンのラストヒットが結構難しいので、意識して攻撃するようにして下さい。

オリアナは遠距離スキルが多いため、レーンを押しやすいチャンピオンなので、なるべく相手にプレッシャーをかけたいですが、押しすぎると即ガンクもあり得るので視界を充分確保したりなど警戒を怠らないようにしましょう。

序盤の立ち回り

序盤はおとなしくミッド周辺でファームをしましょう。

ロッドオブエイジスは火力が出るまでに時間が掛かるアイテムなので、最優先で完成させたいです。
マナのスタックも溜まってくるので女神の涙にアップデートしましょう。

ブーツは後回しで大丈夫です。ミッドレーンは拠点からの距離が近いため、2スキルの加速を使うことで割と早くミニオンウェーブまでたどり着くことが出来ます。ブーツのお金をスケーリング装備に回すことで、少しでも早く火力が出るようにすることが重要です。

足が遅く火力も高くないため、他レーンへのガンクには不向きですが、中立の河などで味方が戦っている場合は、援護に向かうと良いでしょう。オリアナは支援スキルも優秀なので、味方のデスを防ぐことが出来るかもしれません。

ただし、オリアナが狙われてしまうと、ブーツを購入していないこともありあっさり倒されてしまう可能性があるので、位置取りには気を付けましょう。

ロッドオブエイジスの代わりにライアンドリーの仮面を積むビルドをよく見るので、そことの違いを見ていこうと思います。

ライアンドリーの仮面は3150G、魔力70、体力250、戦闘中に火力が10%上昇するという効果があります。
ロッドオブエイジスは2800G、魔力60-120、体力250-450、マナ300-400、マナと体力の回復効果があります。

350Gの差がありますが、どちらも同じタイミングで購入したとすると、魔力は仮面が10高く、体力は同じ、ロッドにはマナが付いてくるという感じです。

この時点では火力面だと仮面が少し高く、ロッドには体力の回復効果が付いているのがメリットだと思います。

実はこの体力回復効果が大きいため、今回はロッドオブエイジスを採用しています。オリアナはメイジであることもあり、自身の体力を回復するのが苦手で、継続的にレーンに居座りにくくなっています。

そこで、早期にロッドを購入しマナを消費することで、体力を微量ながら回復することが出来るようになります。マナはアークエンジェルスタッフやロッドで増えているので、それらを使って継続的に居座りつづけることが出来ます。

仮面のメリットは単純な火力ですが、実は火力面でもロッドのスタックが溜まってくると追い越されてしまいます。火力の推移としては、購入直後は仮面が微妙に高く、ロッドのスタックが溜まるにつれて、ロッドの火力が上回っていきます。その後5分経つとロッドのスタックが止まり、仮面の10%の方が大きくなり、また抜かし返すといった感じです。

なので、仮面は重傷を付与できるモレロノミコンなどと合わせて取らないのであれば、終盤にとるアイテムだと思っています。最終盤では、相当な火力を上乗せできるアイテムとなっています。

スケーリングオリアナは序盤ガンクに行かないので、ミッドだけは絶対に押した状態にして下さい。相手ミッドレーナーをミッドに居座らせることが出来れば、ガンクによる他レーンの不利を回避することが出来ます。

それでも相手ミッドレーナーがガンクに行き、ミッド付近に誰もいないようであれば、支援に行かずにミッドタワーを折るという選択肢も出てきます。

ミッドタワーが折れると、相手の安全圏が狭くなり、ミッド付近の集団戦が優位になったり、ドラゴンなどのオブジェクトが取りやすくなったり、ボットやトップレーンに駆け付けるスピードに差が出てきたりなど、結構な恩恵を得ることが出来ます。

ただ、ミッドレーンには各方向からの襲撃があるので、充分な安全を確保した上で殴るようにしましょう。